神戸市を中心に相続相談に乗っている吉田正人行政書士事務所です。
相続について、どのタイミングで検討すべきかというご質問をいただきます。
具体的にタイミングは2つあります。
それは対象者の生前の相続相談、そしてお亡くなりになった後の相談です。
もちろん生前に相続相談しておいた方がトラブルも起きにくく、対象者様のご意向を反映させられる点でメリットがあります。
ただ、人間必ずしも自分の死のタイミングを決められるわけではありません。
唐突にお亡くなりになることもあるので、結果的に亡くなった後に相続について真剣に考えるというケースもございます。
結論としましては生前の相続相談が理想ですが、お亡くなりになった後でも特に問題なく、家族で円滑に財産分与などを行うことも可能です。
そしてお亡くなりになった後の相続ですが、まずは葬儀等の行事が優先されますので、それらが終わって落ち着いたタイミングが理想です。
だいたい四十九日法要を終えたあたりでご相談をいただくケースが多くなっています。(もちろんそれより前でも問題ありません。)
特に迅速な名義変更や契約類の解約手続きなどが必要なものは、ご家族で行っておいていただくか、或いは弊社に早めにご相談いただくのも良いかと思います。